矯正の種類について
このページでは歯科矯正治療の種類について掲載しています。マウスピース治療の進化により、これまで治療困難だった症例でも対応が可能になりつつあります。米子矯正デジタルラボでは初診のスライドプレゼンテーションでもマウスピース治療を提案させていただく事がほとんどです。
その上で、それぞれの治療のメリット、デメリットについて理解を深めていただければ幸いです。
一覧
種類 | 説明 | メリット | デメリット |
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1. マウスピース治療 | 透明なプラスチック製アライナーを使用し、数週間ごとに交換しながら歯を理想の位置へ段階的に移動。 | 目立たず日常生活に影響が少ない。取り外し可能で清掃が容易。食事制限がない。 | 重度の矯正が必要な場合には不向き。比較的コストが高い。 |
2. 従来のブラケットとワイヤー | 金属またはセラミック製のブラケットを歯に固定し、ワイヤーで繋ぎ調整する。 | 効果的で広範囲の歯列矯正が可能。矯正力が強く、予測可能。 | ブラケットが目立つ。食べ物が挟まりやすく、口内炎を起こしやすい。 |
3. 舌側矯正 | ブラケットを歯の舌側(内側)に装着し、外からは見えないようにする。 | 見た目に影響が少なく、外から矯正装置が見えない。 | 舌の刺激による不快感や発音がしにくい。治療費が高い。 |
4. セルフライゲーティングブラケット | ブラケット内のスライドメカニズムを用いてワイヤーを固定。調整が迅速。 | 訪問回数の削減と治療期間の短縮が可能。患者の不快感を軽減。 | 初期費用が高め。装置によっては調整が困難な場合がある。 |